2017-02-21 ランタンのホヤが割れてしまいました
この時期、まだ朝の最低気温は零度を下回ることがありますが、日中の温室内気温は20℃を超えてきます。そうなると点灯中のランタンの灯油の気化が進みます。これによりさらに炎の勢いが増し、これがまた気化を促します。こうなるとホヤ内で温度が急上昇して耐熱ガラスのホヤが持ち堪えられずに割れてしまったわけです。割れるといってもヒビがはいった状態なので、ホヤ内の酸素が不足し不完全燃焼を起こし、ススが大量に発生してランタン内部は真っ黒です。このススは非常に油っぽく、細かい粉末状なので拭き取ろうとしても表面に油膜を作ってしまいます。排気口内部の掃除も大変な作業なのですが、ここで登場するのが、車用のブレーキ&パーツクリーナーです。ランタンのホヤを外し、タンクの灯油を空にしてから、段ボールの箱の中に新聞紙を敷いて、ランタンを逆さにして、噴霧します。とても楽にススが除去されます。ランタンはちゃんとしたブランドを使用しているので、ホヤのみ再注文できました。
2017-02-20 ペーパーポットを作ってみました
ペーパーポットプレスを使って、育苗用のペーパーポットを作ってみました。まず、新聞紙を高さ8cm、幅54cm(英字新聞の高さ)に切って、棒に巻き付けていきます。今回は新聞紙の端を両面テープで留めてみました。そして新聞紙の底を折りたたんで台座に押し付けると出来上がり。新聞紙で作ったポットは思っていた以上に丈夫そうです。
2017-02-18 インカのめざめ
栗ジャガと異名を持つ「インカのめざめ」、種苗店の蒸かした画像がとても美味しそうだったので、種イモを購入しちゃいました。イモの平均一個重が約50gと小さいので、ちょっとお腹が空いたときによいかもしれません。。
しかし、こちらの品種、上級者向けのようです。ウイルス病に罹病しやすく、モザイク症状などを呈し、疫病には「男爵薯」並に弱いそうです。青枯病抵抗性は「男爵薯」よりも強く、粉状そうか病にも耐性があります。シストセンチュウ抵抗性はないそうです「。
2017-02-17 ペーパー・ポッター
ピンクバートレットペア(洋ナシ)が発根しそうなので、そのまま定植できるジフィーポットで育苗しようと思い、ネットでポットの価格を調べていたところ、種まき用ポットを新聞紙で作る工具を見つけました。その名は「ペーパー・ポッター」。新聞紙を丸めて底が広がらないようにプレスするようになっています。写真はペーパー・ポッターではなく、姉妹品?のペーパー・ポット プレスです。ネーミングでポッターのほうを買ってしまいそうになったのですが、そこを堪えて、材質および形状的にペーパー・ポット プレスを購入しました。出来あがるポットの大きさは 高さ約5センチ、直径約4.5センチ程の大きさです。
送料込みで2592円、ジフィーポットが100個程度は買えてしまうのですが、ポットの在庫を抱えないのと、ポットが欲しい時に新聞さえあれば作れてしまう便利さを考えて購入しちゃいました。
2017-02-17 小梅が咲きました
朝方の最低気温は-1℃でしたが、風が強いながらも最高気温は20℃とかなり温かくなりました。
そんな中、きょう小梅が開花しました。遅い年は3月にはいってからの開花もあったりしますが、例年通りといったところです。
2017-01-27 多段階有機農法とでもいうのでしょうか・・・ ブランドとは、ひとことでいえば信用です。「パーソナル・マーケティング」本田直之著
とてもシンプルな事ですが、とても重要で、絶対忘れてはいけない。誠実な姿勢は大切です。
昨年末からの天候不順で野菜が高騰気味ですが、幻燈農場の果物・野菜は品質に見合った適正価格、外的要因に関係なく一定価格で販売しています。まあ、これも信用のうちでしょうか・・・
幻燈農場の理念は「低所得でも優雅な暮らし -ライフスタイルの提案と実践-」なわけだけど、これが誰の役に立ち、誰が喜ぶかを深く検討していくことが課題です。独自性としては「独りでできる農業」農園内にあるビニールハウスなども独りで作れる奥行3m程の小さなものばかり。一般的な有機栽培とも違っていて、いうなれば多段階有機栽培?堆肥には鶏糞も使用しますが、化成肥料も使っています。雑草を育て、ワイヤーブレードの草払い機で粉砕して地に戻します。化成肥料は邪道という考えも否定しませんが、最近、輸入粗飼料を給与した家畜の排せつ物由来の堆肥を使用した場合、海外で使用された農薬成分のクロピラリドによる作物の生育障害が報告されています。クロピラリドは、広葉雑草(クローバーなど)を枯らす除草剤で、日本が粗飼料の大半を輸入している米国、豪州、カナダ等で使用されています(日本では使用は認められていません)。もちろん、毒性は低く摂取しても健康に影響を及ぼす心配はないそうです。まあ、そんな事もあり由来不明の堆肥を使用するより、無機化成肥料が安心という思いもあるのです。
また、幻燈農場での農薬使用はウイルス殺菌や、大量に害虫が発生した場合にのみ噴霧しますが、その場合でも葉面散布のみで、根から吸収させるタイプは使用しないというのが方針です。環境の観点から、マルチなどのビニール資材も使いません(光/微生物分解マルチなどもあるけど高い)。マルチで雑草防除しないので、栽培作物の周りも雑草がびっしり、そのおかげで連作障害もなさそうです。ちなみにビニールハウスのビニールは燃やしても有害物質を発生しないものを使用しています。
2017-01-25 きょうの格言 武器を鍛えると、あなたのなかには胸を張れる「歴史」が刻まれる。信念をもつと、あなたのなかには自分なりの「哲学」が芽生える。そして武器と信念を合わせもったとき、あなたの歩みは「物語」を奏でるようになる!
「自分ブランドの教科書」藤巻幸夫著より
2017-01-25 2基燈で頑張っちゃいます
きょうの最低気温は-4℃、農園はもっと寒いかもしれません。温室内に置かれたバケツの水に厚い氷がはってました。
明日の朝は-5℃の予想なので、霜防止対策を強化、この時期、低温と強風で果樹園に行かない日もあるので、写真左の最大72時間燃焼タイプのランタン1基を稼働させていますが、写真右の24時間燃焼のランタンも点灯です。
2017-01-10 ベビーパーシモンの苗を買っちゃいました
ベビーパーシモン(さど乙女)は渋柿で、直径約3cm、果重30g程度の小さな柿です。渋抜きをすると糖度が19~20度にもなりとても甘く、しかも種無し、皮ごと食べられ、食味も良いそうです。ただ、生理落果が多いため結実安定にジベレリン処理の必要があるとのことです。苗木が私としてはかなり高価だったので1本のみの購入です。
2017-01-10 柿の高接ぎ
私の所属サークルで管理しているキウイ畑の片隅に富有柿の樹があり、その柿が著しく美味しい。そこで、剪定した徒長枝を使って私の農園にある柿の木に高接ぎしてみました。ぜひともうまく結合して芽吹いて欲しいものです。
きょうは生垣のロサ・カニナ(ドックローズ)の剪定作業もしてました。
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