2017-03-28 巴波桜が開花しました
2014年1月に購入した当初は30cm程の小さな苗でしたが、いまでは樹高2mを超え、今年初めて花が咲きました。巴波桜は切花用に改良された品種で、ジャパンフラワーセレクション実行協議会において、2013年ジャパンデザイン特別賞を受賞しています。この巴波桜、嬉しいことに小さめながら美味しい実が採れるそうです。
2017-03-22 麦黄準杏の花が咲きました
苗を購入して2年4ヵ月、とても成長が早く、花が咲きました。今年は実が食べられるのではと期待しています。そしてこの麦黄準杏(ばくおうじゅんきょう)、芯(種の中身)がすなわち杏仁です。これを粉末にすると杏仁粉になるらしい。
2017-03-17 じゃがいもを植付けました
まだ春分にはちょっと早いのですが、自分で食べるためのジャガイモの植付けをしました。まずは草刈機の刃をチップソーからワイヤーブレードに換装して雑草を粉砕、次に牡蠣殻石灰を撒きました。普通なら黒マルチなどを掛けるようですが、ごみを増やしたくないので保温なしです。ショベルで深さ5cm程度穴を掘ってジャガイモを埋め込み覆土します。最後に有機化成を施肥しておしまい。
インカのめざめの種イモ1Kgで45個植付けただけで飽きた。多年草を除いて、野菜の栽培は私の性格には向かないようなので、3Kg買わないでよかった・・・
2017-03-05 ショートフィルムフェスタに出店してました
きょうは、栃木県宇都宮市のオリオンスクエアで開催された「ユネスコ無形文化遺産登録記念ショートフィルムフェスタ那須烏山市×鹿沼市」に出店していました。鹿沼市のこんにゃく専門店「おこんにゃく茶屋」は土日も営業のため、業務提携関係にある幻燈農場が週末イベントに出張しているわけです。今回は「絞りこんにゃく体験」と絞りこんにゃくの試食です。化学的な凝固剤を使っていないこんにゃくはとてもソフトで試食は大好評です。そしていよいよ体験!三角錐の袋に練ったこんにゃくを入れて、袋の先端を8mm程度切って、沸騰した大鍋の中に絞り出していきます。蓋をして3~5分すると、ひも状のこんにゃくが水面に浮かんで来ます。これをざるですくってジップロックに入れてお持ち帰りです。体験に参加されたお子さんはとても楽しそう、そして市内で飲食店を営むドイツ出身の方も試食に大満足され、持ち帰り目的で体験に参加、実に手際が良い。試食に付けた柚子胡椒がとても気に入っていたらしく、こんにゃくに添えて持ち帰られました。
2017-02-21 ランタンのホヤが割れてしまいました
この時期、まだ朝の最低気温は零度を下回ることがありますが、日中の温室内気温は20℃を超えてきます。そうなると点灯中のランタンの灯油の気化が進みます。これによりさらに炎の勢いが増し、これがまた気化を促します。こうなるとホヤ内で温度が急上昇して耐熱ガラスのホヤが持ち堪えられずに割れてしまったわけです。割れるといってもヒビがはいった状態なので、ホヤ内の酸素が不足し不完全燃焼を起こし、ススが大量に発生してランタン内部は真っ黒です。このススは非常に油っぽく、細かい粉末状なので拭き取ろうとしても表面に油膜を作ってしまいます。排気口内部の掃除も大変な作業なのですが、ここで登場するのが、車用のブレーキ&パーツクリーナーです。ランタンのホヤを外し、タンクの灯油を空にしてから、段ボールの箱の中に新聞紙を敷いて、ランタンを逆さにして、噴霧します。とても楽にススが除去されます。ランタンはちゃんとしたブランドを使用しているので、ホヤのみ再注文できました。
2017-02-20 ペーパーポットを作ってみました
ペーパーポットプレスを使って、育苗用のペーパーポットを作ってみました。まず、新聞紙を高さ8cm、幅54cm(英字新聞の高さ)に切って、棒に巻き付けていきます。今回は新聞紙の端を両面テープで留めてみました。そして新聞紙の底を折りたたんで台座に押し付けると出来上がり。新聞紙で作ったポットは思っていた以上に丈夫そうです。
2017-02-18 インカのめざめ
栗ジャガと異名を持つ「インカのめざめ」、種苗店の蒸かした画像がとても美味しそうだったので、種イモを購入しちゃいました。イモの平均一個重が約50gと小さいので、ちょっとお腹が空いたときによいかもしれません。。
しかし、こちらの品種、上級者向けのようです。ウイルス病に罹病しやすく、モザイク症状などを呈し、疫病には「男爵薯」並に弱いそうです。青枯病抵抗性は「男爵薯」よりも強く、粉状そうか病にも耐性があります。シストセンチュウ抵抗性はないそうです「。
2017-02-17 ペーパー・ポッター
ピンクバートレットペア(洋ナシ)が発根しそうなので、そのまま定植できるジフィーポットで育苗しようと思い、ネットでポットの価格を調べていたところ、種まき用ポットを新聞紙で作る工具を見つけました。その名は「ペーパー・ポッター」。新聞紙を丸めて底が広がらないようにプレスするようになっています。写真はペーパー・ポッターではなく、姉妹品?のペーパー・ポット プレスです。ネーミングでポッターのほうを買ってしまいそうになったのですが、そこを堪えて、材質および形状的にペーパー・ポット プレスを購入しました。出来あがるポットの大きさは 高さ約5センチ、直径約4.5センチ程の大きさです。
送料込みで2592円、ジフィーポットが100個程度は買えてしまうのですが、ポットの在庫を抱えないのと、ポットが欲しい時に新聞さえあれば作れてしまう便利さを考えて購入しちゃいました。
2017-02-17 小梅が咲きました
朝方の最低気温は-1℃でしたが、風が強いながらも最高気温は20℃とかなり温かくなりました。
そんな中、きょう小梅が開花しました。遅い年は3月にはいってからの開花もあったりしますが、例年通りといったところです。
2017-01-27 多段階有機農法とでもいうのでしょうか・・・ ブランドとは、ひとことでいえば信用です。「パーソナル・マーケティング」本田直之著
とてもシンプルな事ですが、とても重要で、絶対忘れてはいけない。誠実な姿勢は大切です。
昨年末からの天候不順で野菜が高騰気味ですが、幻燈農場の果物・野菜は品質に見合った適正価格、外的要因に関係なく一定価格で販売しています。まあ、これも信用のうちでしょうか・・・
幻燈農場の理念は「低所得でも優雅な暮らし -ライフスタイルの提案と実践-」なわけだけど、これが誰の役に立ち、誰が喜ぶかを深く検討していくことが課題です。独自性としては「独りでできる農業」農園内にあるビニールハウスなども独りで作れる奥行3m程の小さなものばかり。一般的な有機栽培とも違っていて、いうなれば多段階有機栽培?堆肥には鶏糞も使用しますが、化成肥料も使っています。雑草を育て、ワイヤーブレードの草払い機で粉砕して地に戻します。化成肥料は邪道という考えも否定しませんが、最近、輸入粗飼料を給与した家畜の排せつ物由来の堆肥を使用した場合、海外で使用された農薬成分のクロピラリドによる作物の生育障害が報告されています。クロピラリドは、広葉雑草(クローバーなど)を枯らす除草剤で、日本が粗飼料の大半を輸入している米国、豪州、カナダ等で使用されています(日本では使用は認められていません)。もちろん、毒性は低く摂取しても健康に影響を及ぼす心配はないそうです。まあ、そんな事もあり由来不明の堆肥を使用するより、無機化成肥料が安心という思いもあるのです。
また、幻燈農場での農薬使用はウイルス殺菌や、大量に害虫が発生した場合にのみ噴霧しますが、その場合でも葉面散布のみで、根から吸収させるタイプは使用しないというのが方針です。環境の観点から、マルチなどのビニール資材も使いません(光/微生物分解マルチなどもあるけど高い)。マルチで雑草防除しないので、栽培作物の周りも雑草がびっしり、そのおかげで連作障害もなさそうです。ちなみにビニールハウスのビニールは燃やしても有害物質を発生しないものを使用しています。
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