MIDIフォーマット解析
2021.08.23 / 2022.03.22更新
YouTube でも紹介しています。画像をクリックすると再生できます。
前回、2021年8月7日の「MIDI制御/Adafruit Music Maker」では、ソースコードに直接MIDIコマンドを書いて、Music Makerへ送り込み、音を鳴らしてみました。
現在では、MIDIデータ形式として、FORMAT-1が主流ですが、Music Makerは、FORMAT-0にのみ対応しています。
そこで、今回は、FORMAT-1のMIDIデータを読込んで、演奏データを抽出、Music Makerへ流し込み、音を鳴らせてみます。
■参考資料
MIDIファイルの中には、MIDIイベント、SysExイベント、メタ・イベントなど様々なイベントが存在します。
そのため、今回の解説では、使用したMIDIファイルに使用されていたイベントのみを取り上げています。
より詳細な情報を知りたい場合は、下記の資料などを参考にしてみてください。
MIDI1.0規格書PDF版
MIDI規格委員会
MIDI機器及びMIDIソフトウエアの開発に携わっておられる方、MIDIデータの様々な利用を考えられておられる方々のための規格書。
→ MIDI1.0規格書PDF版
SMFリファレンスブック
新井純著
リットーミュージック (1998/12/10)
MIDIによる演奏データの配布で一般的に使用されているSMF(スタンダードMIDIファイル)についての詳細な資料を掲載するとともに、より互換性(演奏再現性および可搬性)の高いSMFを作成する方法について説明しています。
YAMAHA MIDIリファレンスブック
6頁に簡潔に纏められています。
DOWNLOAD
■SMF(標準MIDIファイル) → 配列データ変換
まずは、MIDIデータ解析用にシンプルなMIDIファイルをダウンロードします。
Free Background Music Download - MusMus
MusMus(ムズムズ)さんのサイトから「風 - MIDI -」(シンプルで、優しく、ちょっと切ないピアノ曲)をダウンロードしました。
MIDIファイルの解析ですが、そのままのバイナリーデータではテストしにくいので、テキスト配列に変換します。
配列への変換方法はお好み次第ですが、手っ取り早く、PHPで変換プログラムを作成しました。
bin2hex.php
<?php
$fname = $argv[1];
if(!($file_size = filesize($fname))) return;
list($file_name,$file_type) = explode('.',$fname,);
if (!($infp = fopen($fname,"rb"))) return;
$outfile = $file_name.'.h';
$outfp = fopen($outfile,"w");
fwrite($outfp, "const unsigned long mid_len = ".$file_size.";\n");
fwrite($outfp, "const unsigned char mid_data[".$file_size."] = {\n");
$i = 0; $cnt = 0;
while (!feof($infp)) {
$byte = fread($infp, 1);
$hexChar = '0x'.bin2hex($byte);
if ((++$cnt)==$file_size) {
fwrite($outfp,$hexChar."\n};\n");
break;
} else {
if ((++$i)%16) {
fwrite($outfp,$hexChar.",");
} else {
fwrite($outfp,$hexChar.",\n");
}
}
}
fclose($outfp);
fclose($infp);
?>
MIDIファイル MusMus-MIDI-008.mid を MusMus-MIDI-008.h に変換してみます。
$ php bin2hex.php MusMus-MIDI-008.mid
PHPスクリプトを実行すると、MIDIファイルの拡張子が h に置き換わったデータファイルが生成されます。
MusMus-MIDI-008.h の内容
※実際には、1行に16個の16進データを出力しています。
const unsigned long mid_len = 3771;
const unsigned char mid_data[3771] = {
0x4d,0x54,0x68,0x64,0x00,0x00,0x00,0x06,0x00,0x01,
0x00,0x02,0x01,0xe0,0x4d,0x54,0x72,0x6b,0x00,0x00,
0x00,0x2a,0x00,0xff,0x51,0x03,0x08,0x7a,0x24,0x00,
0xff,0x58,0x04,0x04,0x02,0x18,0x08,0x00,0xff,0x06,
........
};
■MIDIファイルの構造
MIDIファイルは、ヘッダー・チャンクとトラック・チャンクにより構成されています。
チャンクは、PNG、IFF、MP3、AVIなどの多くのマルチメディアファイル形式で使用される情報の断片です。
各チャンクには、いくつかのパラメーターを示すヘッダーが含まれています。
ヘッダーの後には、データを含む可変領域が続きます。
→ ウィキペディア Chunk
const unsigned long mid_len = 3771;
const unsigned char mid_data[3771] = {
0x4d,0x54,0x68,0x64,0x00,0x00,0x00,0x06,0x00,0x01,
0x00,0x02,0x01,0xe0, 0x4d,0x54,0x72,0x6b,0x00,0x00,
0x00,0x2a,0x00,0xff,0x51,0x03,0x08,0x7a,0x24,0x00,
0xff,0x58,0x04,0x04,0x02,0x18,0x08,0x00,0xff,0x06,
0x04,0x3f,0x3f,0x3f,0x3f,0x91,0x2e,0xff,0x06,0x01,
0x30,0x91,0xb8,0x52,0xff,0x06,0x03,0x3f,0x3f,0x3f,
0x00,0xff,0x2f,0x00, 0x4d,0x54,0x72,0x6b,0x00,0x00,
0x0e,0x73,0x00,0xff,0x03,0x0b,0x75,0x6e,0x74,0x69,
0x74,0x6c,0x65,0x64,0x43,0x48,0x31,0x00,0xb0,0x06,
0x0c,0x00,0xb0,0x26,0x00,0x00,0xb0,0x01,0x00,0x00,
0xb0,0x0b,0x7f,0x00,0xe0,0x00,0x40,0x00,0xb0,0x41,
0x00,0x00,0xb0,0x40,0x7f,0x00,0xb0,0x07,0x7f,0x00,
0xb0,0x0a,0x40,0x00,0xb0,0x5b,0x00,0x00,0xb0,0x5d,
0x00,0x92,0x52,0x90,0x42,0x51,0x02,0x90,0x2b,0x4d,
0x82,0x4e,0x90,0x32,0x4b,0x81,0x04,0x80,0x42,0x51,
0x08,0x80,0x2b,0x4d,0x81,0x10,0x90,0x37,0x50,0x50,
........
};
先頭のブルー で示した部分がヘッダー・チャンク、
それに続くコーラル の部分がトラック・チャンク0、
その次のターコイズ の部分がトラック・チャンク1になります。
MIDIフォーマット0のファイルはヘッダー・チャンクと1つのトラック・チャンク、
フォーマット1と2は、ヘッダー・チャンクと複数のトラック・チャンクにより構成されています。
◇ヘッダー・チャンク
0x4d,0x54,0x68,0x64,0x00,0x00,0x00,0x06,0x00,0x01,
0x00,0x02,0x01,0xe0,
0x4d,0x54,0x68,0x64
ヘッダー・チャンクID
0x00,0x00,0x00,0x06
チャンク・サイズ(固定)
0x00,0x01
フォーマット・タイプ
0x00,0x02
トラック数、この場合は2
0x01,0xe0
時間単位。時間単位は、4分音符あたりの分解能を表します。
時間単位では、トラック・チャンクのデータ・セクションで使用されるデルタ・タイム(イベントの時間情報)の意味を指定します。
この場合は、480
◇トラック・チャンク0
1番最初のトラック・チャンクはコンダクター・トラックと呼ばれ、通常、演奏以外のデータ、
例えば、曲名、著作権、曲の拍子や長調、短調、使用する楽器の種類などのテキスト情報を格納するのに使用されます。
使用されるメタ・イベント等は楽曲、使用するDTMアプリによって大きく異なります。
0x4d,0x54,0x72,0x6b,0x00,0x00,0x00,0x2a,0x00,0xff,
0x51,0x03,0x08,0x7a,0x24,0x00,0xff,0x58,0x04,0x04,
0x02,0x18,0x08,0x00,0xff,0x06,0x04,0x3f,0x3f,0x3f,
0x3f,0x91,0x2e,0xff,0x06,0x01,0x30,0x91,0xb8,0x52,
0xff,0x06,0x03,0x3f,0x3f,0x3f,0x00,0xff,0x2f,0x00,
0x4d,0x54,0x72,0x6b
トラック・チャンクID
0x00,0x00,0x00,0x2a
データ・サイズ。この後に続くデータ長です。この場合は42バイト
ここからは、デルタタイムと、それに続いてイベントと呼ばれるメッセージが続きます。
最初にテンポ設定のメタ・イベントがありますが、MIDIファイルによって、各種イベント情報の順番は様々です。
一般的な、メタ・イベント情報はなくても問題ありませんが、テンポ設定は、演奏の際の時間間隔を計算する際に使用されます。
0x00,0xff,0x51,0x03,0x08,0x7a,0x24
0x00 デルタタイム デルタ・タイムは、可変長数値表現で表されるイベントの時間情報です。直前のトラック・イベントからの時間を表します。
0xff メタ・イベント
0x51,0x03 テンポ設定
0x08,0x7a,0x24 四分音符の長さをマイクロ秒で表した数値 555556
0x00,0xff,0x58,0x04,0x04,0x02,0x18,0x08
0x00 デルタタイム
0xff メタ・イベント
0x58,0x04 Time Signature(拍子)
0x04: 拍子の分子
0x02: 拍子の分母(2の負のべき乗)1/(2^2)=1/4
0x18: メトロノーム間隔のMIDIクロック数 MIDIクロックは24で4分音符 0x18=24
0x08: 4分音符あたりの32分音符の数 0x08=8
0x00,0xff,0x06,0x04,0x3f,0x3f,0x3f,0x3f
0x00 デルタタイム
0xff メタ・イベント
0x06 Marker マーカー 演奏中のセクション名などを記述
0x04 Markerの長さ
0x3f,0x3f,0x3f,0x3f Marker名
0x91,0x2e,0xff,0x06,0x01,0x30
0x91,0x2e デルタタイム
0xff メタ・イベント
0x06 Marker マーカー
0x01 Markerの長さ
0x30 Marker名
0x91,0xb8,0x52,0xff,0x06,0x03,0x3f,0x3f,0x3f
0x91,0xb8 デルタタイム
0xff メタ・イベント
0x06 Marker マーカー
0x03 Markerの長さ
0x3f,0x3f,0x3f Marker名
0x00,0xff,0x2f,0x00
End of Track トラックの終わりを示す
※その他よく使われるメタ・イベント
0xff 0x01 len text:テキスト
0xff 0x02 len text:著作権表示
0xff 0x03 len text:曲名やトラック名を記述
0xff 0x59 0x02 sf mi:sf=ハ長調(イ短調)を基準とした調号の数、mi=調(0:長調/1:短調)
◇トラック・チャンク1
トラック・チャンク1には実演奏データが格納されています。
使用されるMIDIイベントやコントロールは楽曲、使用するDTMアプリによって大きく異なります。
また、イベントの種類によって、そのメッセージの長さは異なります。
0x4d,0x54,0x72,0x6b,0x00,0x00,0x0e,0x73,0x00,0xff,
0x03,0x0b,0x75,0x6e,0x74,0x69,0x74,0x6c,0x65,0x64,
0x43,0x48,0x31,0x00,0xb0,0x06,0x0c,0x00,0xb0,0x26,
0x00,0x00,0xb0,0x01,0x00,0x00,0xb0,0x0b,0x7f,0x00,
0xe0,0x00,0x40,0x00,0xb0,0x41,0x00,0x00,0xb0,0x40,
0x7f,0x00,0xb0,0x07,0x7f,0x00,0xb0,0x0a,0x40,0x00,
0xb0,0x5b,0x00,0x00,0xb0,0x5d,0x00,0x92,0x52,0x90,
0x42,0x51,0x02,0x90,0x2b,0x4d,0x82,0x4e,0x90,0x32,
0x4b,0x81,0x04,0x80,0x42,0x51,0x08,0x80,0x2b,0x4d,
0x81,0x10,0x90,0x37,0x50,0x50,
........
それでは、演奏データ部分のコードを見ていきます。
0x00,0xff,0x03,0x0b,0x75,0x6e,0x74,0x69,0x74,0x6c,0x65, 0x64,0x43,0x48,0x31
0x00 デルタタイム
0xff,0x03 Track Name トラック名の記述
0x0b トラック名のサイズ
0x75,0x6e,0x74,0x69,0x74,0x6c,0x65,0x64,0x43,0x48,0x31
トラック名
0x00,0xb0,0x06,0x0c
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x06 データエントリー(MSB:上位バイト) RPN(レジスタード・パラメータ番号)で指定された ラメータに対する値を設定
0x0c 12
0x00,0xb0,0x26,0x00
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x26 データエントリー(LSB:下位バイト) RPN(レジスタード・パラメータ番号)で指定された パラメータに対する値を設定
0x00 0
0x00,0xb0,0x01,0x00
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x01 Modulation 変調の深さを設定
0x00 0
0x00,0xb0,0x0b,0x7f
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x0b Expression 音の大きさを設定
0x7f 127
0x00,0xe0,0x00,0x40
0x00 デルタタイム
0xe0 Pitch Bend(音程調節)
0x00 LSB(7ビット)
0x40 MSB(7ビット)
0x00,0xb0,0x41,0x00
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x41 ポルタメント機能のON/OFF
0x00 OFF 0x00~0x3f:OFF 0x40~7f:ON
0x00,0xb0,0x40,0x7f
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x40 サスティン
0x00 OFF
0x00,0xb0,0x07,0x7f
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x07 チャンネル・ボリューム設定
0x7f 最大
0x00,0xb0,0x0a,0x40
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x0a パンポット(音像定位を左右方向の任意の位置に設定する)
0x40 中央 0x00:左端 / 0x7f:右端
0x00,0xb0,0x5b,0x00
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x5b エフェクト1 デプス(default:リバーブセンドレベル)
0x00 0
0x00,0xb0,0x5d,0x00
0x00 デルタタイム
0xb0 コントロールチェンジ
0x5d エフェクト3 デプス(default:コーラスセンドレベル)
0x00 0
0x92,0x52,0x90,0x42,0x51
0x92,0x52 デルタタイム 2386
0x90 ノート・オン
0x42
0x51
0x02,0x90,0x2b,0x4d
0x02 デルタタイム 2
0x90 ノート・オン
0x2b
0x4d
0x82,0x4e,0x90,0x32,0x4b
0x82,0x4e デルタタイム 334
0x90 ノート・オン
0x32
0x4b
0x81,0x04,0x80,0x42,0x51
0x81,0x04 デルタタイム 132
0x80 ノート・オフ
0x42
0x51
0x08,0x80,0x2b,0x4d
0x08 デルタタイム 8
0x80 ノート・オフ
0x2b
0x4d
0x81,0x10,0x90,0x37,0x50
0x81,0x10 デルタタイム 144
0x90 ノート・オフ
0x37
0x50
~(以下省略)~
■プログラミング
前回の「MIDI制御/Adafruit Music Maker」では、MIDIイベントをプログラムに直書きしていました。
noteOn(channel, NOTE_A4, VELOCITY_P);
noteOn(channel, NOTE_A3, VELOCITY_P);
midi_wait(0.5);
noteOff(channel, NOTE_A4, VELOCITY_P);
noteOn(channel, NOTE_C5, VELOCITY_P);
midi_wait(0.5);
noteOff(channel, NOTE_C5, VELOCITY_P);
noteOff(channel, NOTE_A3, VELOCITY_P);
noteOn(channel, NOTE_E5, VELOCITY_P);
noteOn(channel, NOTE_G4, VELOCITY_P);
midi_wait(1.0);
・・・・
音を鳴らして、指定した間隔を置いて音を止めるということを繰り返しました。MIDIファイルの中身の処理も同様です。
今回使用したMIDIデータは、チャンネル(楽器)が1つの単純なものです。
MIDIファイル中のノート・オン、ノート・オフ、デルタ・タイムの出現順に、MIDI再生モジュールのMusic Makerに送信すれば演奏を再生できます。
ただし、音の間隔を指定するには、デルタ・タイムを変換する必要があります。
ヘッダー・チャンクに記載されている時間単位、トラック0のテンポ設定を用いて音の間隔を算出します。
イベント間隔(ミリ秒) = デルタ・タイム÷時間単位×(テンポ設定(マイクロ秒)÷1000)
例えば、
0x81,0x04,0x80,0x42,0x51 (ノート・オフ)の場合は
可変長数値表現のデルタ・タイム 0x81,0x04 は10進表現では、132 になります。よって
132 / 480 x (555556/1000) = 153(ミリ秒)
になります。直前のMIDIイベントから153ミリ秒間隔を空けて、ノート番号 0x42 の音を止めることになります。
サンプルコードでは、容易に理解できるようにクラスは使用せずに、ベタ書きのino(Cソース)にしています。必要に応じて、肉付け、変更してください。
midiParser.ino
#include <SoftwareSerial.h>
SoftwareSerial mySerial(25,26); // RX, TX
#include "gm_controls.h"
#include "gm_instruments.h"
#include "gm_velocities.h"
#include "MusMus-MIDI-008.h"
typedef struct {
uint8_t chunkID[4];
uint8_t chunkSize[4];
uint8_t formatType[2];
uint8_t numTracks[2];
uint8_t timeDivision[2];
} HEADER_CHUNK;
typedef struct {
uint8_t numTracks;
uint16_t timeDivision;
uint32_t tempo_uSec;
float deltaFactor;
} MIDI_INFO;
MIDI_INFO *minfo;
void delta_time(uint32_t deltaTime) {
float interval;
interval = deltaTime * minfo->deltaFactor;
delay((uint16_t)interval);
}
void send(uint8_t status, uint8_t data1, uint8_t data2) {
mySerial.write(status);
mySerial.write(data1);
mySerial.write(data2);
}
void change(uint8_t status, uint8_t data) {
mySerial.write(status);
mySerial.write(data);
}
void sysreq(uint8_t status) {
mySerial.write(status);
}
void eventParser(uint8_t *pt) {
uint32_t deltaTime;
uint32_t ival;
float fval;
while (true) {
deltaTime = 0;
while (*pt>=0x80) {
deltaTime += (*pt)&0x7f;
deltaTime <<= 7;
pt++;
}
deltaTime += *pt;
pt++;
delta_time(deltaTime);
// FFH: メタ・イベント
if (*pt==0xff) {
pt++;
switch(*pt) {
case 0x2F: // End of Track [0x2f 0x00]
return;
case 0x51: // Set Tempo [0x51 0x03 tttttt]
if (pt[1]==0x03) {
ival = pt[2];
ival = (ival<<8) + pt[3];
ival = (ival<<8) + pt[4];
minfo->tempo_uSec = ival;
fval = ival/1000;
fval /= minfo->timeDivision;
minfo->deltaFactor = fval;
}
break;
}
pt = pt + 2 + pt[1];
// 9nH: ノートオン/オフ
// BnH: コントロールチェンジ
// EnH: ピッチベントチェンジ
} else if (((*pt&0x80)==0x80)||((*pt&0x90)==0x90)||((*pt&0xB0)==0xB0)||((*pt&0xE0)==0xE0)) {
send(pt[0],pt[1],pt[2]);
pt+=3;
// CnH: プログラム・チェンジ
} else if ((*pt&0xC0)==0xC0) {
change(pt[0],pt[1]);
pt+=2;
// F0H, F7H: システム・エクスクルーシブ・メッセージ
} else if ((*pt==0xF0)||(*pt==0xF7)) {
uint32_t len = 0;
for (++pt;*pt>=0x80;pt++) {
len += (*pt)&0x7f;
len <<= 7;
}
len += *pt;
pt = pt + 1 + len;
// システム・リアルタイム・メッセージ
} else if ((*pt&0xF0)==0xF0) {
sysreq(pt[0]);
pt++;
}
}
}
uint8_t *trackParser(uint8_t numTracks, uint8_t *pt) {
uint8_t trackID[4] = {0x4d,0x54,0x72,0x6B};
uint32_t trackSize;
if (memcmp(pt,trackID,4)) {
Serial.println("Invalid track header, expected [4D 54 72 6B]");
return (uint8_t*)NULL;
}
pt += 4;
trackSize = pt[0];
trackSize = (trackSize<<8) + pt[1];
trackSize = (trackSize<<8) + pt[2];
trackSize = (trackSize<<8) + pt[3];
pt += 4;
eventParser(pt);
uint8_t *nextTrack = pt + trackSize;
return nextTrack;
}
void setup() {
uint8_t *pt;
uint8_t channel = 0;
mySerial.begin(31250);
minfo = (MIDI_INFO*)malloc(sizeof(MIDI_INFO));
HEADER_CHUNK *hChunk = (HEADER_CHUNK *)mid_data;
minfo->numTracks = hChunk->numTracks[0]<<8 | hChunk->numTracks[1];
minfo->timeDivision = hChunk->timeDivision[0]<<8 | hChunk->timeDivision[1];
send(MIDI_CHAN_MSG|channel, MIDI_CHAN_BANK, VS1053_BANK_DEFAULT);
send(MIDI_CHAN_MSG|channel, MIDI_CHAN_VOLUME, VELOCITY_FFF);
change(MIDI_CHAN_PROGRAM|channel, GM_PAD_1_FANTASIA);
pt = (uint8_t*)mid_data + sizeof(HEADER_CHUNK);
for(uint8_t i=0;inumTracks;++i) {
if (!(pt=trackParser(i,pt))) break;
}
}
void loop() {}
■ビルド
今回はテスト的に、MIDIデータを配列として持たせているので、プログラムサイズが大きいため、実行環境には 16MB FLASH / 520KB SRAM の Sparkfun ESP32 Thing Plus を用いました。
Sparkfun ESP32 Thing Plus
Pinout
ESP32 Thing Plus MUSIC MAKER
GND GND
3V3 3V3
26(GPIO) RXD
プログラムのビルドには、Platformioを使用しています。
プロジェクトを作成します
$ mkdir ~/MidiParser
$ cd ~/MidiParser
$ pio init -b esp32thing_plus
$ pio lib search "header:SoftwareSerial.h"
$ pio lib install 168
$ pio run -t upload
MusMus-MIDI-008.mid(抜粋)
HTML5のaudioに対応していないブラウザのためサンプルは表示されません。
今回はテストなので、MIDIデータを配列データとしましたが、
実際にはMIDIイベントをラズベリーパイからArduinoなどにシリアルで送信して、Music Maker に流し込む形になります。
また、チャンネルごとに演奏データをトラックに割り当てているようなMIDIファイルの場合には、さらに複雑な制御が発生します。
■参考文献
・SMF(Standard MIDI File)フォーマット解説
・MIDIコントロールチェンジ一覧
・PHP MIDI Parser | Quickstart
・SMF ( Standard MIDI File ) Format1 のバイナリを読んでみた
・MIDI規格の豆知識
Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されている。
たいていのことは100日あれば、うまくいく。長田英知著
「時間がなくて、なかなか自分のやりたいことができない」
「一念発起して何かを始めても、いつも三日坊主で終わってしまう」
「色んなことを先延ばしにしたまま、時間だけが過ぎていく」
そこで本書では、そんな著者が独自に開発した、
まったく新しい目標達成メソッド「100日デザイン」について、
その知識と技術を、余すところなくご紹介します。
まんがで納得ナポレオン・ヒル 思考は現実化する
OLとして雑務をこなす日々に飽き足らず、科学者だった父が残した薬品を商品化すべく、起業を決意した内山麻由(27)。彼女はセミナーで知り合った謎の女性からサポートを得ながら、彼女と二人三脚でナポレオン・ヒルの成功哲学を実践し、さまざまな問題を乗り越えていく。
ヒル博士の<ゴールデンルール>に従い、仕事に、恋に全力疾走する彼女の、成功への物語。
今日は人生最悪で最高の日 1秒で世界を変えるたったひとつの方法 ひすいこたろう著
偉人の伝記を読むと、最悪な日は、不幸な日ではなく、新しい自分が始まる日であることがわかります。最悪な出来事は、自分の人生が、想像を超えて面白くなる兆しなのです。偉人伝を読むことで、このときの不幸があったおかげで、未来にこういう幸せがくるのかと、人生を俯瞰する視線が立ち上がるのです。
ご飯は私を裏切らない heisoku著
辛い現実から目を背けて食べるご飯は、いつも美味しく幸せを届けてくれる。
29歳、中卒、恋人いない歴イコール年齢。バイト以外の職歴もなく、短期バイトを転々とする日々。ぐるぐると思索に耽るけど、ご飯を食べると幸せになれる。奇才の新鋭・heisokuが贈るリアル労働グルメ物語!
【最新版Gemini 3に対応!】できるGemini (できるシリーズ)
Geminiを「最強の知的生産パートナー」として使いこなすための、実践的なノウハウを凝縮した一冊です。
基本的な操作方法から、具体的なビジネスシーンでの活用、日々の業務を自動化するGoogle Workspaceとの連携、さらには自分だけのオリジナルAIを作成する方法まで余すところなく解説します。
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