HOME | Raspberry Pi | ビジネス書籍紹介 | 2021-04-18 (Sun) Today's Access : 82 Total : 277500. Since 10 Sep. 2019

番外編:箱庭回路(その1)
2020.05.6

YouTubeでポイントを説明しています。画像をクリックすると再生できます。

今回はソーラーパネルを利用して蓄電、5Vに昇圧して、Arduinoで利用します。

■蓄電回路
まずは、100均のDAISOガーデンライトからパーツ取りします。できるだけ、ソーラーパネルの大きいものを選びました。


ソーラーパネル分解ネタは検索すれば山ほどあるので、詳細は省きますが、この製品には、ソーラーLED ICにYX8018が使われています。
YX8018 は太陽の光がソーラーパネルに当たるとNi-MH電池を充電します。 夜になって、ソーラーパネルからの出力が低下すると、それを検知して電池のエネルギーで LEDを点灯させます。 このDAISOガーデンライトはソーラーパネルが大きい分、コスト的にNi-MH電池の容量は他製品に比べ100mAhと小さくなっています。


「YX8018」でデータシートを検索すると、簡単に回路図を取得できます。
→ Ref.YX801 Datasheet
データシートには、回路図のサンプルが数種類あるので、用途にあったものを選びます。
→ Ref.YX8018 PDF Datasheet ( 特性, スペック, ピン接続図 )
LEDは室内のナイトライトとして使うので、明るすぎる必要はありません。 手元にあった330μHのインダクタで明るさを抑えました。
インダクタ(コイル)の基礎知識(1)

以上、上記の回路により、1.2VのNi-MH電池に蓄電されます。
・DAISOガーデンライト(ソーラーパネルとNi-MH電池)
・ソーラLEDドライバIC YX8018
・マイクロインダクター330μH
・基板用小型3Pトグルスイッチ 1回路2接点
・LED
・単4電池(Ni-MH)ボックス

■5V昇圧回路
次に1.2Vのニッケル水素電池から5Vに昇圧して給電する回路を調べます。
HT7750A PFMステップアップDC/DCコンバーターICは、0.7~5Vの入力電圧を、5V固定、最大200mAで出力します。
→ Ref.HT77XXA PFM Steu-up DC/DC Converter

・PFMステップアップDC/DCコンバーター HT7750A
・インダクター(47uH1.2A)
・整流用ショットキーダイオード1N5817(20V1A)
・キャパシタ(コンデンサ) 22uF(25V~50V)
・キャパシタ(コンデンサ) 47uF(10V~50V)

■蓄電回路と昇圧回路の連結
この2つの回路を連結させて、蓄電と給電を同時に可能にしてしまいます。 蓄電回路にあるバッテリーの+側を昇圧回路のVinに接続して完了です。 電池のメモリー効果等は無視しています。

それでは、2つの箱庭回路を作っていきます。 箱庭回路とは、小さな日本庭園のようにシンプルかつ空間美を極めた回路のことを指します。

今回、用いたのは、横51mm、縦31mmの小さなユニバーサル基板です。
まずは、ソーラーパネルのボードです。両面テープで基板に貼り付け、+と-をピンにはんだ付けしただけです。 スペーサーを使ってアクリル板に固定しています。

次に、本体回路の設計です。ユニバーサル基板のピン配置をLibreOffice Calc上に模写して、パーツを配置します。

次に、蓄電回路の配線を赤ペン、昇圧回路を黒で結線してみました。

基礎工事を行います。蓄電回路側のインダクタとLEDは気分で交換できるように、丸ピンICソケットを土台にしています。 さらに、本来は安いスライドスイッチでよいところを、可愛らしさを追求し、無駄にトグルスイッチにしています。

うだうだと珈琲とお菓子を食べつつ、はんだ付け、半日かけて仕上げたのがこちらです。

裏面はこんな感じです。配線が重なるところは熱収縮チューブを使ってショートしないようにしてあります。

まずは、直射日光の当たらない明るい部屋の中で、ソーラーパネルの出力を計測してみました。電流は1.04mA、電圧は2.06Vでした。 100mAhのNi-MH電池を蓄電するのには、100mAh/1.04mA=96.15時間掛かってしまいます。
次に、直射日光の当たる場所で計測してみました。5月初旬のこの時期、ソーラーパネルの出力電流は13.27mA、電圧は2.91Vに上昇しました。 これなら、100mAh/13.27mA=7.54時間なので実用に耐えられそうです。

夜の室内で、Arduino Nano互換ボードでLチカさせてみました。

Arduino に流れる電流を測定してみると、Lチカ時は13.58mA、チカってないときは11.68mAでした。

ソーラーパネルを遮光すると、回路上のLEDも光ります。遮光していない状態でのソーラーパネルの出力は、0.03mAでしたのでかなり感度がよいようです。

ArduinoのLチカ時の電流は13.58mAでしたが、制御回路を組んだ場合、30mA程度消費すると考えると、 満充電で2時間程度は余裕で使えそうです。
また、昇圧回路単独で使用することもできます。単4形エネループを接続すれば満充電時の容量は930mAhなので、一日中作業しても十分な容量です。

Arduino であれば、USB給電で使えばよいので、本来はWiFi機能のあるESP32などに実装したほうが実用的かもしれません。
LEDの発光色を変えて、就寝時の室内灯にしても、心癒されます。

【深層学習関連】
20.11.21 深層学習 第1回環境整備
20.12.19 深層学習 第2回マルコフ連鎖・自動歌詞生成
21.01.02 深層学習 第3回コード進行解析

【画像処理関連】

20.05.28 画像処理 第1回トイカメラ
20.06.09 画像処理 第2回カメラモジュール制御
20.06.28 画像処理 第3回リアルタイムクロック
20.07.08 画像処理 第4回電源回路
20.10.27 画像処理 第5回自作デジカメ初号機完成
20.11.10 画像処理 第6回ドーナツデジカメ
【音楽関連】

20.01.05 第1回 abcjs 楽譜作成・演奏スクリプト
20.01.09 I2S通信によるハイレゾ音源再生
20.01.18 MIDI再生:FM音源YMF825+Arduino編
20.01.24 FM音源YMF825+micro:bit編
20.02.13 Piano Hat & Rosegarden
20.06.22 波形処理 第1回 音の波と三角関数
20.07.22 波形処理 第2回 平均律と純正律
20.08.26 波形処理 第3回 黒鍵と白鍵
21.01.02 深層学習 第3回 コード進行解析
21.01.16 波形処理 第4回 コード演奏
【WEBサイト構築関連】

19.10.15 第1回 前準備
19.10.20 第2回 Ubuntu Server インストール
19.10.27 第3回 Ubuntu Server 詳細設定
19.10.28 番外編 無線LAN接続設定
19.11.02 第4回 Apache WEBサーバ設定
19.11.05 第5回 PHP 設定
19.11.10 第6回 MySQL 設定
19.11.11 第7回 DNS (bind) 設定
19.11.16 第8回 メールサーバ(Postfix)設定・前編
19.11.21 第9回 メールサーバ(Postfix)設定・後編
19.11.24 第10回 ファイアウォール(iptables) 設定
19.11.25 第11回 crontab 設定
19.12.01 第12回 運用準備
19.12.03 第13回 Windowsパソコンに開発環境を作る
19.12.05 第14回 WEBサーバー公開
19.12.10 第15回 動的サイト制作
19.12.11 第16回 簡単なアクセスカウンターを作る
20.03.04 TTGO-Camera による定点観測・WEB公開
21.03.15 第17回 サーバ・リプレイス
21.03.27 第18回 システム移行
【開発環境関連】

19.12.19 Raspbian Stretch LITE インストール
19.12.19 ファイル共有 dokany + Win-sshfs
19.12.26 Arduino開発環境構築 PlatformIO
20.02.04 電子組版 upLaTeX
21.04.13 GPIO拡張
21.04.14 無線LAN動的切替え
【SNS関連】

20.03.18 テキスト読み上げ gTTS
20.04.24 Twitter-LINE連携によるビジネス活用
20.05.19 テキスト読み上げ AquesTalk pico LSI
21.02.27 TweLite Neural Network 第1回環境設定
【周辺機器関連】

20.01.01 1280x800 HDMI MONITOR
20.01.12 micro:bitをコマンドラインで使う
20.02.04 サーマルプリンタを使う
20.03.27 M5Stackキーボードを利用する
20.06.29 液晶キャラクターディスプレイLCD1602A
20.08.03 Seeeduino XIAO
20.08.09 LGT8F328P - Arduino clone
20.09.18 電流計測モジュール INA219
21.02.09 Raspberry Pi Pico 開発環境構築
21.03.06 疑似コンソール
21.03.20 Raspberry Pi Pico 突入電流制御
21.04.04 Raspberry Pi Pico Explorer Base
【その他】

19.12.13 モバイルバッテリーによる瞬間停電対策
20.04.10 電卓を制御して数字を表示する
20.05.06 箱庭回路 蓄電&昇圧回路
20.09.04 箱庭回路 センサーライト
20.09.29 シガーライターIC s090c
20.10.13 自動給水装置 LM393+NE555
20.12.05 FM放送受信 TEA5767
21.01.30 DVD Player LED
21.02.16 癒しの電子回路

 ニーア オートマタ PLAY ARTS改 <ヨルハ 二号 B型 DX版> PVC製 塗装済み可動フィギュア
「NieR:Automata」より、ヨルハ二号B型こと2BがPLAY ARTS改に新たに登場! 高級感の感じられるコスチュームや髪の質感、洗練されたボディバランス、細かなデティールに至るまでこだわり抜かれた逸品。 DX版には通常版のラインナップに加え2Bの随行支援ユニット ポッド042などをはじめ“純白の美しい太刀"白の約定やエフェクトパーツ、自爆モードを再現できる換装用ボディパーツ、シーンに合わせて変えられる顔パーツ2種も付属する豪華な仕様に。 作中のあらゆるシーンを再現することが可能なファン必見の一品となっている。
Interface 2021年5月号
~ 5G時代のコモンセンス ! 旬の信号処理をパソコンでマスタ ! ~
☆特 集 [ザ・新人研修]Pythonで無線信号処理
☆特 設: ソフトウェア・ラジオで合点 ! 無線通信[変復調]技術
☆新連載: IoT定番プロトコルMQTT: IoTに向く理由

ラズパイマガジン2021年春号
モーターやLED、小型ディスプレイ、スイッチなど、多様な電子パーツ450種を一挙に紹介します。 特性や価格の一覧表を用意したので、用途に合った適切な製品を選べます。
トランジスタ技術 2021年4月号
☆特集~ホビーも実践も軽快・即開発のA-D内蔵ワンチップ~
「AVRでサクッとマイコン開発」
日経Linux 2021年3月号
【特集 1】まる分かり50ステップ Linux 超入門
【特集 2】あなたのワガママかなえます! WindowsのアプリをLinuxで使いたい
【特集 3】公衆Wi-Fiは危険がいっぱい!? パスワードの盗聴を実験してみた
【特集 4】キーボード一体型の新モデル Raspberry Pi 400を検証
【特集 5】ラズパイで楽しむLinuxライフ オンラインのドキュメント編集をNextcloudとCollabora Onlineで実現

15Stepで踏破 自然言語処理アプリケーション開発入門
エンジニアの実務に役立つ知識に絞り、独自に15の学習ステップを体系化しました。 数値計算にNumPy、形態素解析にMeCab、機械学習にscikit-learn、ディープラーニングに Keras等を使い、Pythonのコードを記述し動かしていきます。
プログラミング・ビットコイン ―ゼロからビットコインをプログラムする方法

Linuxサーバーがゼロから作れる本
このLinuxを使いこなす上で一番手っ取り早いのが自分でLinuxサーバーを構築してみることです。 WindowsやMacのパソコンしか使ったことが無い人でも理解できるよう、 しくみや手順の解説を丁寧にまとめ上げた、ゼロからのサーバー入門ガイドです。

Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品
【仕様概要】CPU:ARM 1.2GHz 4コア、GPU:2コア 3D・動画支援、RAM:1GB、ネットワーク:LAN/Wi-Fi/Bluetooth、インターフェース:USB/HDMI/オーディオ/GPIO(UART/I2C/I2S/SPI...)。

Arduino Nano
ATmega328搭載/ 動作電圧: 5V/ 入力電源電圧(推奨):7~12V/ デジタル入出力ピン: 14本/ PWMチャンネル: 6本/ アナログ入力チャンネル: 8本/ 直流電流(1ピン当り最大): 40 mA/ 直流電流(3.3Vピン、1ピン当り最大): 50 mA/ Flashメモリ: 32 KB (ATmega328) 内2KBはブートローダーで使用/ SRAM: 2 KB (ATmega328)/ EEPROM: 1 KB (ATmega328)/ Clock Speed: 16 MHz
逆引き PIC電子工作 やりたいこと事典
機能が豊富で、速度・アナログ制御・省電力性・コストの面でもアドバンテージをもつPICマイコン。そんなPICマイコンの使い方を、目的別にやりたいことから引ける、逆引きタイプのガイドブックです。
C言語による PICプログラミング大全
2002年に初版、2009年に第2版を発売した名著『C言語によるPICプログラミング入門』 が大幅リニューアルし「大全」として生まれ変わりました。 本書では、機能豊富なPIC16F1シリーズを使いこなすために、統合開発環境を MPLAB X IDEに、CコンパイラはMicrochip Technology社純正のXC8に、それぞれ変更しました。 C言語でPICマイコンのプログラミングを始めたい方から、最新のPICマイコンの機能をとことん使い倒したい方まで、必ず役に立つ1冊です。
PICと楽しむRaspberry Pi活用ガイドブック
「PICマイコン+Raspberry Pi3B」という組み合わせで、高機能な電子工作を簡単に実現し、電子工作を各段に高度化する方法について解説していきます。
ESP32&Arduino 電子工作 プログラミング入門
電子工作ファンに人気のマイコンArduino、そしてWiFiとBluetooth内蔵でネットワーク接続しやすいESP32。それらのマイコンでプログラムを組む際に使うのが「Arduino言語」です。
超特急Web接続!ESPマイコン・プログラム全集
IoT技術の回路とプログラムを解説しました. トランジスタ技術2016年9月号と2017年3月号の特集に 最新の情報を加筆して一冊に仕上げました. 回路とプログラムのサンプル資料として最適です. ラズベリー・パイやIchigoJamを連動させた例も紹介しています
M5Stack用カード型キーボードユニット
M5Stackにフル機能のQWERTY配列キーボードを実装できるユニットです。複数のボタンの組み合わせ(Sym + Key、Shift + Key、Fn + Key)や豊富なキーの値を出力することが可能です。
Ubuntu サーバー徹底構築
サーバー用UbuntuでLinuxサーバーを構築しよう! 導入からLinuxやコマンドの基本、各種サーバー構築、バックアップやストレージ管理まで! サーバー用Linuxディストリビューションとして定評のあるUbuntu Serverの中でも、 10年長期サポート版であるUbuntu Server 18.04 LTSに対応!
[改訂第3版]Linuxコマンドポケットリファレンス
本書はLinux操作に必要なコマンドを収録したポケットリファレンスです。機能別にコマンドを分類し、各コマンドページでは書式/使用例などをコンパクトにまとめています。またアルファベット順索引も用意しており、名前しかわからなくてもすぐに目的のコマンドを探すことができます。今回の改訂では仮想化、データベース、クラウド時代に対応したネットワークコマンドなどを追加しています。おもなLinuxディストリビューションのCentOS、Fedora、Debian GNU/Linux、Ubuntuに対応し、初心者から上級者まで必携の1冊です。
できるPRO Apache Webサーバー 改訂版 Version 2.4/2.2/2.0対応
番のApache独学書を改訂しました! CentOS、Ubuntu、Windows、Mac OS Xに対応しています。できるPROシリーズは、実際の画面や詳細なイラスト、概念図などで構成。 はじめての方でも理解しやすくなっています。 インストール、アクセス制限、CGI、モジュール拡張、ログ管理など、基本的なことから実践的なことまでていねいに解説しています。
[改訂第3版]PHPポケットリファレンス
PHPを利用したいすべての方必携の「PHPポケットリファレンス」最新版がついに登場! PHP 5/4による開発の際によく利用される機能を集約し、必要な知識を目的別、逆引きでまとめました。PHP5.3以降を対象とし、PHP4からある機能はPHP4でも利用できることがわかるようになっています。またオブジェクト指向型のAPI解説を大幅に強化。開発の現場には1冊置いておきたい書籍です。
MySQL ポケットリファレンス
MySQLはさまざまなWebサービスの中核を担うデータベースです。本書はMySQLの基礎的な内容を中心に、日常的によく使うちょっとしたコマンドや、外部管理ツールとの連携など、MySQLの管理/運用にあたって便利な情報を素早く探し出すことができます。MySQL自体の操作、MySQL特有のコマンド、MySQL専用管理ツール、PHPからの操作など、MySQLを実際に使っているユーザーに役立つ内容となっています。
Postfix詳解―MTAの理解とメールサーバの構築・運用
電子メールの配送システムの中核を担うプログラム「MTA」(Message Transfer Agent)のひとつが、「Postfix」です。 この全容を記した本です。 すところなく解説していきます。
DNSがよくわかる教科書
本書では、DNSの仕組みから、ドメイン名のルール、主なリソースレコードの内容、コマンドによる動作確認、DNSの運用ノウハウ、DNSSECの基礎知識まで、順を追ってやさしく解説します。

Copyright © 2011-2022 Sarako Tsukiyono All rights reserved®.