番外編:液晶キャラクターディスプレイLCD1602A
2020.06.29

■LCD1602A
使うことなく仕舞い込んでいた液晶キャラクターディスプレイLCD1602ですが、
5V駆動なので、Arduinoからレベル変換なしに使用することができます。
ライブラリーを使えば、センサーで取得した情報をほんの数行のコードで表示することができ便利なデバイスです。

こちらの製品用にI2CシリアルIFモジュールが発売されていることからもわかるように、
直接使おうとすると、ピン数が多く、ちょっと使いたいときにごちゃごちゃ配線する必要があるので利便性に問題があります。
そこで、使いたいときに、サクッと使えるように、お決まりの配線はプリント基板上で処理するようにしました。
また、バックライトが明るすぎるので、そちらも調整しました。
■配線
LCD1602Aのピン配置は下記の通りです。
Arduino | ------ | LCD1602A |
GND | ------ | [1]VSS:0V,Ground |
5V | ------ | [2]VDD:+5V,Power supply |
GND | ------ | [3]V0:Adjust contrast |
D7 | ------ | [4]RS: signal for selecting registers |
GND | ------ | [5]RW:H=Read mode,L=Write mode |
D8 | ------ | [6]E:enable signal |
| ------ | [7-10]D0~D3:no use |
D9 | ------ | [11]D4:data bus |
D10 | ------ | [12]D5:data bus |
D11 | ------ | [13]D6:data bus |
D12 | ------ | [14]D7:data bus |
5V | -5KΩ- | [15]A:+5V,Power supply for backlight |
GND | ------ | [16]K:0V,backlight ground |
Arduino と結線する前に、4本のGNDを纏め、5Vピン2本のうちバックライト用のピンは5.1KΩの抵抗を経由させます。
これで、Arduino との配線は4本減らせます。
■はんだ付け

ここで使用しているプリント基板は、ブレッドボード仕様のもので、ブレッドボード同様に内部結線され、
さらに両面スルーホールになっています。
GNDピン用の黒線4本はマイナスのラインに、5Vピン用の赤線2本はプラスのラインに接続しています。
はんだ付けは裏面で行っています。
使用しているワイヤは、AWG22(外径1.36mm)の単線を使っています。より線に比べ硬いので、造形に便利です。
裏面をみてみましょう。

バックライトの明るさ調整に用いている抵抗は変更可能なように、丸ピンICソケット上に挿し込んでいます。

LCDを挿し込んだところです。すべての配線を裏面に配置することもできたのですが、多少見えたほうが、
電子回路の雰囲気があってよいです。

LCDのピンもはんだ付けしました。

LCDのRS,E,D4~7の6本をメスピンコネクタに纏めています。こちらは、より線を使ってます。

ボートとArduinoを結線します。
■コーディング
#include
LiquidCrystal lcd(7, 8, 9, 10, 11, 12);
void setup() {
lcd.begin(16, 2);
lcd.print("Hello, World!");
}
void loop() {
lcd.setCursor(0, 1);
lcd.print(millis() / 1000);
}

■コントラストの調整
今回はGNDに流し込んでいますが、コントラストの調整には、V0(3番ピン)が使用できるようです。
ポテンショメータを使って可変にするか、抵抗を挟んで分圧して好きな値で固定してもよいかもしれません。
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