癒しの電子回路
2021.02.16
YouTube でも紹介しています。画像をクリックすると再生できます。
今回は、ラズパイとは関係ありません。単にバッテリーチェッカーの電流計が美しかったので、癒しの電子回路を作ってみました。
回路とはいっても適当に作れば動いてしまいます。しいて言えば、電流計の針がアルミ製なので、作業中に針を折らないように注意しましょう。

まずは100均のバッテリーチェッカーです。これで乾電池の残量をアバウトに知ることができます。
100円だと思って買いに行ったら、200円でした。

そして、いきなり分解です。裏側のテープを剥がすと、ネジ止めされていました。これを知らずに力づくで開けようとしたら、200円を無駄にするところでした。

ケースを開いて、電流計の裏側端子のハンダ付けを外します。バッテリーチェッカーは乾電池の電圧低下を知らせるものですが、
オームの法則に示されるとおり、電圧が低下すると流れる電流も減少するので、それを測定するための電流計です。

このコイル式のオブジェがとても美しいです。それが100円、もとい220円で買えちゃうんです、超お買い得です!

電流計の端子にピンヘッダーのピンを通せるように、直径1mmのドリルで穴を拡げます。

両端ロングのピンヘッダーの長いピンを利用して、基板裏側からピンをハンダ付けします。

このピンに、電流計の端子を通して、ハンダ付けします。

筐体が宙に浮いた感じになってます。とても美しいです!
LEDには、ガラスパッケージを用いた透明感のあるキラメキを実現したものを採用しました。これ1個で150円もしちゃいます!
ガラスパッケージLED 5mm ウォームホワイト GPL/W/A00004/FA/ST
今までのLEDでは再現が難しかった"電球の世界観"をLEDで実現しました。電球の世界観である"レトロ"、"温もり"、"キラメキ"を、LED化したことで、発熱が少なく、省エネでデジタル制御も可能になりました。電球のフィラメントのような光り方でガラスによる透明感の光り方を実現。電球色に近い色温度2100Kです。
色:電球/波長(色温度):2100K/光度(光束):1.5lm/テスト電流:17mA/最大順電流:30mA/実装タイプ:スルーホール/
順電圧:3.1V/秋月電子通商
つぎに、キャンドルICです。LEDをろうそくの炎のようなゆらぎで演出します。
LEDキャンドル風点滅駆動IC(ローソクIC) OSCDIC6441
ろうそくのような明るさのゆらぎを加えるICです。
電源電圧:3V/電流:25mA以上(LEDのVFが2Vの場合)/秋月電子通商

キャンドルICの使い方はシンプルで、真ん中の端子をLEDに接続します。

3.3Vを供給して光らせてみました。
LEDのGND側を電流計に接続するのですが、直接接続すると針が振切れるので、適当な抵抗値の当たりを付けます。

プログラマブル・レジスターは、ジャンパーピンの組み合わせで、様々な抵抗値を作り出すことができます。

560Ω近辺が針が適度な振幅を描くようなので、1KΩの半固定抵抗で調整できるようにします。

LED回路と電流計を繋げてテストしてみます。

LEDを電流計に直結しただけの場合、半固定抵抗の抵抗値の影響を直接受けて、LEDの明るさが低下してしまうので、バイバスを設けます。
バイパスに抵抗を挟まないと、電流計に繋がっている半固定抵抗の抵抗値が大きすぎ、一方的にバイパスに電流が流れて、電流計が触れなくなります。
バイパスなしに電流計に直結した場合には、電流計の針が激しく触れてしまいますが、バイパスさせると針の振れが緩慢になって、よい感じになります。

電流計のフォルムを活かすために、基板はできるだけシンプルにしました。
実際の動作は、YouTube動画をご覧ください。
■参考文献
・100均で勉強-今回はバッテリチェッカーのナゾに迫った
・100円ショップのバッテリーチェッカーを調べる(続編)
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